
三次元測定機の精度に関する標準検査規格「JIS B 7440(以下JIS検査法)」は、現在ほとんどの三次元測定機メーカーで製品精度の検査法として採用されています。
DimensionMaterはこの規格で示めらされた基本的な概念をそのまま継承し、JIS検査法の結果に整合する「高い精度」でありながら、ユーザーによる自主検査を可能とする「手軽さ」を併せ持った、業界初となる本格的な自主検査キットです。
「日常業務の中で本当に継続できる検査」をコンセプトに、検査の負担を最小限にしています。
JIS検査法結果に整合する精度でありながら、長さの国家標準とのトレーサビリティーが確保されるためISO9001シリーズにも対応したユーザーにおいて自主的な「校正証明書」の発行が可能となります。
又、ユーザーは日々の検査によって確実に機器の状態を判断できるため、これまで決められた間隔で受けてきた「定時保守サービス」を、必要と判断したに時にだけオーダーする「適時サービス」にすることができます。 総じてDimensionMasterを導入すれば、これまで難しかった測定機保守コストの根本的な見直しと「最適化」が可能になるといえます。
検査が手軽なため、場合によっては重要な測定の直後に校正を実施するとも可能となります。
こうした校正間隔の短縮化によって、客先に提出した測定データを、早期により確実に保証することが可能となります。