現場スタイルと導入目的に合わせて柔軟にアレンジ

導入事例1:多品種外注品受入検査部門での多端末型システム(自動車部品メーカー)

数百種におよぶ外注品の受入れ検査現場に導入、測定の自動化が難しい現場において、ノートPCの機動性を最大限に活用し、 データベース化に成功した。特に不定期品では難しかった数年前のデータとの比較が即時に実行できるようになり、受入可否 の妥当性が飛躍的に高まったばかりでなく、外注先へは的確な指摘が行えるようになったことで部品品質の向上につながった。

納入物品

■ハードウェア
【端末】
・端末用ノートPC 4台
・端末用測定具(ノギスなど) 数個
・測定具の通信ケーブル 数本
・USBハブ 数個
・ネットワークパトライト 1台
【全体】
・管理者用デスクトップPC&PCラック 1台
・データベース用ハードディスク 1台
・統計管理図表示用大型テレビモニタ 1台
・ルーター/ハブ/ケーブル
  ※モニタ取り付け工事は別業者

■ソフトウェア
【標準品】
・エクセル2013ライセンス 6式
・メジャートレーサー 基本ライセンス 1本
・メジャートレーサー 追加ライセンス 5本
【オプション】
・ネットワークパトライト制御機能(端末PC) 5式
・測定プログラム自動機能 1式
・統計管理図自動表示機能(管理者PC) 1式
【カスタマイズ】
・手入力品番同時複数立ち上げ読込機能追加
・検査表作成時にエクセルデータ読込機能追加

上図PDFのダウンロード

オペレータの作業手順

1:入荷品取って品番確認
2:メジャーとレーサーで該当検査表(空白)を起動
3:半自動測定機器で測定開始→待機
4:手元の測定具で測定(データインプット)
5:半自動測定完了→データを手入力
6:次の機器へ移動(同様に検査)
7:検査表をデータベースへ登録、測定品を完了棚へ

監理者の役割

・パトライトNG発生時の処置決め、指示
・統計管理図異常発生時の分析、処置
・月次受入実績集計
・外注先への品質報告と改善要求

導入事例2:他種類の自動測定機を統合した自動工程型システム(自動車部品メーカー)

頻度の高い重要量産品の抜取り検査の自動化のために導入、難題だった各種測定器でのデータ処理の自動化データベース化をメジャートレサーで一発解決した。
測定プログラム起動機能も最大活用し、測定機に詳しくないオペーレータだけの検査も実現、充実した管理者監視機能も兼ね備え、製品の重要度に応えるほぼ 完璧な管理体制を構築することができた。

納入物品

■ハードウェア(測定設備以外)
・管理者用ノートPC 2台
・データベース用ハードディスク 1台
・バーコードリーダ 5台
・ネットワークパトライト 2台
・LANハブ/ケーブル
  ※工場内遠距離配線は別業者

■ソフトウェア
【標準品】
・エクセル2013ライセンス 7式
・メジャートレーサー 基本ライセンス 1本
・メジャートレーサー 追加ライセンス 6本
【オプション】
・測定プログラム自動機能 7式
・ネットワークパトライト制御機能 7式
・統計管理図自動表示機能(管理者PC) 2式
・サマリーページ機能 2式
【カスタマイズ】
・指定品バーコードリーダー対応 1式
・サマリーページ機能一部改造 1式

上図PDFのダウンロード

オペレータの作業手順

1:測定品を各種測定機のセット
2:測定プログラム自動起動画面から品番を選択
3:情報入力画面で測定物のQRコードをリーダー
 で読み取りシリアルNO.を自動入力
4:その他の情報(加工ラインNo.など)を入力
5:測定開始→測定→検査表表示
6:不合格は該当項目のX管理図を印刷
7:検査表を保存

監理者の役割

・NG発生時の管理図分析、処置決め
・NG処置を加工工程へフィードバック
・サマリーページでの実績監視と日毎印刷承認
・月次全品番の工程能力評価レポート作成

導入事例3:外部システムとの連携で製品トレサビリティと自動化を両立した検査システム(航空機部品メーカー)

全数検査と製品1品1品のトレーサビリティ管理が義務付けられた航空機部品の量産現場に導入、ICタグのシリアル情報を活用して測定プログラム起動機能と外部生産管理システムの連携を 柔軟なカスタマイズで実現した。
製造記録と連動しながら専門性の高い統計解析機能が威力を発揮し、要求以上の解析データを提供したことで顧客から信頼は飛躍的に高まることとなった。

納入物品

【ハードウェア】(測定設備以外)
・管理者用デスクトップPC 2台
・測定機用デスクトップPC 4台
・ICリーダー端末 4台
・統計管理図表示用大型テレビモニタ 1台
・LANハブ/ケーブル
  ※モニタ取付工事は別業者

【ソフトウェア】
標準品
・エクセル2013ライセンス 5式
・メジャートレーサー 基本ライセンス 1本
・メジャートレーサー 追加ライセンス 4本
オプション
・測定プログラム自動機能 4式
・統計管理図自動表示機能(管理者PC) 2式
カスタマイズ
・測定者ログイン認証機能
・ICリーダー読込対応 1式
・生産管理システム連動機能 1式

上図PDFのダウンロード

オペレータの作業手順

1:名札ICをリーダーで読んでパスワード入力
 →ログイン
2:製品を測定機にセット
3:製品の入っていた箱のICを読み取る
 →自動で品番が絞り込まれる
4:各種情報入力
5:測定開始→測定完了→検査表保存

管理者の役割

・NG発生時の管理図分析、処置決め
・NG処置を加工工程へフィードバック
・月次全品番の工程能力評価レポート作成
・過去出荷品のロットトレースと測定結果の確認

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